Friday, July 03, 2009

普通であるということは?


年月がたってわかった事 普通である事の幸せ 私は子供の頃から普通だったと思う。子供時代は戦争中 学生時代途中で父が病死 これはかなしいことだったが まだ未熟な学生だったので感ぜずに過ごしてきた 子育ての間 これは本当に普通だと思う でもいまはちがう普通ではない 少ない年金からパラサイトの二人の年金を払う老夫婦 この先パラサイトはどうなるのか・・・心配・・・どう見ても普通ではない。これからどうなるのだろう考えると暗くなる でも生きていかなくては 人は生かされているのだから・・・普通に生きているということがどんなに幸せなのか 普通に生きている人にはわからない サークルの仲間がぽそっと言っていたことを思い出す お母さんが癌で苦しみながらなくなった家の中では家族が悲しんでいる でも一歩外へ出ると道行く人はいつもと同じように流れている それがつらかった。幸せを感じているとき この一瞬悲しみの中にいる人も入るということを もし私は普通に生きているとしたら そうありたい。 でも普通でないので痛いほどそのつらさがわかる。

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